北海道に行った話
久しぶりにブログ書きます。
太陽の話は難しかった
7月30日~8月4日まで北海道の陸別町というところにP*TEPサ〇ースクールで行きました。
簡単に言うと太陽から地球までの宇宙環境の予測をしましょうという壮大なプロジェクトのお勉強でした。
僕自身は現在磁気圏の研究を行っているので一応関係者ですが、太陽のことは初めて聞くようなことばかりでかなり難しかった、というのが正直な感想です。
以下に毎日のスケジュールを簡単に記します。
1日目(7/30)
飛行機で関西国際空港から女満別空港まで移動し、その後女満別空港から陸別町までバスで移動。
関空まで2時間、フライト2時間、バス2時間の合計約6時間の旅程でした。
遠かったけど新千歳組よりはましか。
その後陸別町長に迎えられ、夕食(ビュッフェ)が始まる。
そこでなんと来年からの同僚がいた。
そして、その後は各自宿泊施設に移動になるが、僕らは今日だけ民宿で明日からコテージ。
非常に素晴らしい民宿でした。
2日目(7/31)
朝、民宿のオーナーからグーズベリーの差し入れがあった。少し酸味が強かった。そういう種類のベリーなのか。
そして市庁舎にて講義が始まる。
本日の講義一覧
感想:太陽の話は総じて初めて聞いたことだらけだった、眠かった。磁気圏の話は概要の復習として非常に良かった。
講義終了後は、コテージに帰り大富豪をしまくった。
民宿よりもさらにコテージは素晴らしかった。
人狼もした。いきなり狼で困惑した。
3日目(8/1)
8月を迎える。
いつもなら暑さで疲弊しているのだろうが、日本一寒い街は伊達ではなく快適であった。
今日は朝の時間も少し早く、起きられるか?と思っていたけど余裕だった。
本日の講義一覧
今日の目玉は企画セッションでの太陽フレア予測。
NICTが普段行っている宇宙天気予報をやってみようというグループワーク。
前日の黒点や太陽活動の状態を見て、そこから今日の太陽活動を予測するといったもの。
うーん、これは難しい…
全然お役に立てませんでした…無念…
4日目(8/2)
今日はexcursionの日。
その前に午前中は講義です。
本日の講義一覧
- 放射線帯・あらせ
- 衛星帯電・障害
- 人体被曝
衛星帯電・障害の講義は院の授業とほぼ同じで、CMOSとかトランジスタとかsingle event latch-upとかが出てきて嬉しい気持ちになりました。
そして、待ちに待ったexcursion!
絶景でした。
調子に乗ってお土産もたくさん買ってしまった。
5日目(8/3)
本日の講義
本日の目玉は磁気嵐予測の企画セッション。
前回同様非常に難しかった。
自分自身磁気圏の擾乱現象を研究していますが、なにせサブストームが対象なもので…磁気嵐は詳しくないし何より観測のことはさっぱりです。
まあ、案の定お役に立てませんでした。
しかし、磁気嵐に対して少し詳しくなれたので良しとしましょう。
6日目(8/4)
いよいよ最終日。
本日の講義一覧
- 太陽周期予測
- 宇宙天気
今日の講義は今までの総括という感じでおさらいが出来て素晴らしかったです。
特に太陽周期予測では、太陽初学者に優しいおさらいが出来ました。
そしてすべての講義が終わったら今度は最後のイベント、HFレーダー観測所の見学に行きました。
正直レーダーを見たことよりも虫のサイズにビビってました。
まとめ
なんやかんやで二度目の北海道を満喫した。
そして色々学べた気がする。
そして今一番楽しみなことは、お土産の熊肉を食べること。
前回はエゾ鹿肉を購入し食して、そのシールを冷蔵庫に貼っているので今回も熊シールを貼ります。
それでは。